猫が充実感を得られる生活とは? 猫の生活を豊かにする方法

猫は自由気ままな動物として知られています。
人間が時間や約束、ルールに縛られるのとは異なり、猫は自分の意思で行動できることが多いのです。
そのため、我々人間はその自由さに憧れを抱くこともあります。
猫は柔らかな体とその動きだけでも私たちを引き付けます。
そして、宇宙を感じさせるような瞳、甘え声や喉ならしに心をとろけさせられます。
また、シルクやビロードに匹敵するほどの手触りの良い毛皮も魅力的です。
今、猫と一緒に生活しているあなたは、その猫の魅力を最大限引き出していますか?猫を喜ばせることができているでしょうか?この記事では、猫が最も自然で魅力的に生活できる方法を考えたいと思います。
猫の本来の生態
まず、猫はもともと単独で狩りをする肉食動物です。
家猫として人間と長く共に暮らしているため、自分でエサを狩る必要はありませんが、猫の生活の大部分はまさに狩りの予行演習によって成り立っています。
母猫が子猫に教えるのも狩りの練習です。
たとえば、生まれたばかりの子猫が母親と離れて育つとしても、狩りごっこのような遊びをします。
これは、室内飼いで育った両親猫から生まれた猫でも同じです。
彼らは一度も地面を歩いたことがなくとも、猫のDNAに深く刻み込まれた猫たる所以の証明なのです。
猫の本能に刺激を与える生活
では、「猫らしく生活させる」とは具体的にどのようなことを指すのでしょうか? 猫は朝晩のご飯や快適な環境で過ごすことには満足していますが、もっと充実感を得られる方法はないでしょうか? 猫が元々持っている狩猟動物の本能に基づいた行動を刺激することが重要です。
おもちゃで遊ぶことや爪とぎ、上下運動など、猫が本来持っている五感を刺激する行動を日常的に取り入れることが大切です。
これによって、猫はより充実した生活を送ることができるでしょう。
猫の遊び方を観察して、猫の好みを探り出そう
一緒に暮らしている猫が喜ぶことや驚くこと、そして好奇心を持つことはどのようなことなのかを、じっくりと猫を観察して探り出しましょう。
猫はどのおもちゃが好きで、そのおもちゃをどのように動かしたときに一番興奮するのでしょうか。
また、猫によっては羽やヒモ、毛皮、紙、キラキラといったものに好みが分かれます。
さらに、遊び方にも個体差があり、ジャンプが得意な猫もいれば、地面をちょろちょろ這うものを追いかけるのが好きな猫もいます。
また、物陰から少しだけ移動するものに反応する猫もいるでしょう。
猫のおもちゃの遊び方は、猫の狩りの模様を再現したものです。
愛猫の好みをしっかりと見極めて、毎日その好みに合わせた遊び方をしてあげることで、猫の欲求を満たすことができます。
猫の生活に狩りの要素を取り入れよう
猫が猫らしく生活するためには、狩りの要素を取り入れることが一番刺激的です。
ただし、「狩りをして食事にありつく」とは言っても、家の中にネズミを放って猫に追いかけさせるわけではありません。
しかし、工夫次第で猫の五感を刺激し、自分自身で獲物(ご飯)を狩るという生きがいを持たせることができます。
具体的には、猫に食べ物を与えるときに、ご飯を置いた場所に隠れているおもちゃの形をしたものを置いておき、猫がそれを見つけることで狩りごっこを楽しませることができます。
また、猫のエサをいつも同じ場所に置くのではなく、模様替えをして探し物の要素を加えることも有効です。
これにより、猫は普段の生活に狩りの要素を取り入れることができます。
猫が自分でご飯を探して食べられる工夫の提案
猫が狩りをした気分になってご飯を食べられる方法として、以下のような工夫を試してみてはいかがでしょうか。
1. ドライフードを小分けして、部屋の中に3〜4カ所に置く方法 部屋の中に複数の場所にドライフードを小分けして置いておくと、猫は自分でエサを探して食べることができます。
例えば、キッチン、リビングルーム、寝室などの異なる場所に少量ずつのドライフードを置いておくと、猫は自由に移動しながら探してくることで狩りごっこのような気分になるでしょう。
2. ペットボトルに小さな穴を開け、転がすとごく少量のキャットフードが出てくる方法 ペットボトルのキャップ部分に小さな穴を開けて、中にキャットフードを入れます。
猫がボトルを転がすと、穴から数粒のキャットフードがこぼれるようになります。
これによって、猫は遊びながら食べたり、ボトルを追いかけることで食べ物を手に入れる楽しみを味わえます。
3. 段ボール箱に穴を開け、猫がドライフードをすくって食べられる方法 深さが約5cm程度の段ボール箱の上側に直径約3cm程度の穴を4つほど開けます。
そして、箱の中にドライフードを入れておきます。
このようにすることで、猫は穴から手を伸ばしてドライフードをすくって食べることができます。
これらの方法を試してみることで、猫が自分でご飯を探して食べられる楽しさを味わうことができます。
猫に甘えさせることで母親代わりの愛情を示す
猫を可愛いと思っていることは十分伝わっているかもしれませんが、それだけでは猫に愛情を伝えきれていないかもしれません。
猫が甘えてきた時には、喉や耳の後ろを優しく撫でながら、「いい子だね」と声をかけることが猫に対する愛情の表現方法です。
なぜなら、猫にとってそれは気持ちの良い刺激であり、彼らはそのような愛情表現に喜びを感じるからです。
これは猫とのコミュニケーションを深める上で非常に重要な儀式なのです。
猫との同居は、親子関係のようなものですが、時には立場が逆転することもあります。
そのため、猫が甘えれる相手がいるということは、猫の情緒面を満足させる手段のひとつでもあるのです。
また、猫が本来持つ猫らしさを刺激することによって、新たな一面を発見することができるかもしれません。
猫の本能が刺激されることによって、彼らは若返ったり、健康的な生活を送ることも可能です。
ですから、猫に対して甘えさせる機会を作ることは、彼らにとっても良い影響を与えるのです。


